インフルエンザにかからないように予防接種を受ける、がんにならないように毎年がん検診を受ける、あるいは虫歯や歯周疾患になる前に、歯科検診を受けて口腔ケアをする。

日本でも、病気を未然に防ぐためにお医者さんにかかっておこうという、「予防医療」の考え方が少しずつ浸透してきています。

かかってしまうとつらい痛みが起きる帯状疱疹も、未然に防ぐ方法はないのでしょうか。

現在、日本には「帯状疱疹ワクチン」というものはありません。

しかし、子どもの水ぼうそうを予防するためにつくられた「水痘ワクチン」を接種すれば、帯状疱疹を予防する効果があります。

しみの悩みを解決するポイント

日本では、高齢者でも自費で水痘ワクチンを接種することができます。

医療的な経済効果を考えても、帯状疱疹にかかった場合の治療費より、ワクチンを打つ費用のほうが安上がりでしょう。

ただし、帯状疱疹の予防に水痘ワクチンを接種するという考え方がまだ浸透していないため、どこでも打ってもらえるというわけではありません

帯状疱疹を専門に診療する皮膚科や総合病院などで相談してください。

60歳以上の人は、帯状疱疹後神経痛(PHN)が残るリスクが高くなるので、後悔する前に、ワクチンを接種しましょう。

二度とつらい思いをしないために…

帯状疱疹の予防接種のお知らせ

対象Ⅰ群(抗体強化)
・2~3年以上前に帯状疱疹になられた方
対象Ⅱ群(抗体を作る)
・まだ帯状疱疹になっていない方
・水痘(水ぼうそう)にかかったかどうかはっきりしない方
(予防接種代 9,500円)
詳しくは皮膚科医師・看護師(神谷)まで。

お問合せ・お申し込みは TEL:0284-73-1212までお電話ください。