じんましんのできやすい人は、ハンドバッグや買い物かごで皮膚が容易に赤くなったり、盛り上がったりします。じんましん体質の人は、花粉症アレルギー鼻炎アレルギー結膜炎喘息アトピー性皮膚炎を合併しやすい傾向にあります。

遺伝的に血縁者にも同様な傾向があります。

じんましんについて
じんましんについて

じんましんの原因は、20種類以上あると言われています。

例えば、子供に比較的多いじんましんは、風邪の時などに体調の悪さを反映して出ることがあります。 (風邪薬による薬疹と間違われているケースもあります。)

大人に比較的多いのは、食品に含まれている添加物や、食肉用動物の飼料中の抗生物質が原因の場合、皆さんが御存知のように食べ物自体で誘発される場合、ダニやハウスダストに誘発される場合などがあります。

最近では特別なじんましんとして、ピロリ菌によって起こるものが、数多く報告されています。

じんましんの原因・要素として考えられるもの

  • 種々の感染症
    (風邪・扁桃炎・歯槽膿漏・胆のう炎・胃潰瘍や胃癌、十二指腸潰瘍の原因のピロリ菌・
     大腸炎・膀胱炎など)
  • 食品添加物
    (色素・防腐剤・食肉に含まれる抗生物質など)

  • 薬・大気汚染・ハウスダスト・ペット・ダニ・花粉・塗料・建材などが、単独または複合で関係して起こすことがあります。
種類 原因
アレルギー性 原因となる物質が食べ物の中の抗原(アレルゲン)によるとき
薬剤による反応 解熱鎮痛剤、色素、造影剤によるもの
コリン性 運動負荷が加わったとき、発汗したとき
物理性 冷水・冷風に触れたとき、日光、ひっかき、圧迫など
免疫異常
(原因不明)
原因となる物質(抗原)がわからない場合、自己抗体ができていてこれが原因となっていることがある(慢性じんましんなどによく見られる)
㊟注クインケ浮腫 できている場所がより深く皮下組織に及ぶとされている。
(口唇の痒みと腫脹がある)
※口唇やまぶたの腫れるじんましんは点滴が必要となります。

食物によるじんましんとその対策

アレルギー性のもの(食品アレルギー検査を!)

じんましん・アレルギー源のエビ
じんましん・アレルギー源のカニ
じんましん・アレルギー源のムギ

エビ・カニ・果実・そば・小麦などは極力避ける

仮性アレルゲン

じんましん・アレルギー源のサバ
じんましん・アレルギー源のブタ
じんましん・アレルギー源のタケノコ

サバなどは、古くなるとバクテリアの働きで、ヒスタミンというアレルギーを起こしやすい物質の含有量が百倍にもなるため、サバ・豚肉・タケノコなどは新鮮なものを選ぶ

薬剤・色素など

解熱鎮痛剤(アスピリンなど)・食品用色素などは量を少なくする、食品添加物を避ける

食べ物が原因でアレルギーを起こす人の中には、じんましんだけではなく「アナフィラキシー」といって、呼吸困難や血圧低下といった危険な状態になる人もいます。

アレルギー検査(血液検査)を受けるようにしましょう。