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「おなか」のお話ー漆原史彦医師よりー●秋は、便秘になりやすい時期って知っていましたか??

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「おなか」のお話―漆原史彦医師より―

●秋は、便秘になりやすい時期って知っていましたか??

秋の便秘を改善する「さつまいも」

秋は胃腸のトラブルが多く、便秘になりやすい時期って知っていましたか??

夏から秋にかけては急に冷えて寒暖差が激しくなるため、腸への負担が大きく、便が出にくくなるのです。
また乾燥する季節でもあるため、体内、もちろん腸の中も水分不足になりがちで、コロコロした硬い便につながり、余計に便秘を増悪させてしまいます。

便秘になると腸内で発酵した有害物質が全身に回り、空気の乾燥とも相まって肌荒れにもつながってしまいます。
秋の便秘予防のために、充分な水分摂取とともに、食物繊維を意識した食事をしっかりとることが重要です。

実は、秋の味覚の代表“さつまいも”が便秘に効果のある食材です。
さつまいもには便の量を増やし、腸の動き(蠕動)を促す不溶性食物繊維と、便を柔らかくする水溶性食物繊維が含まれています。
ただし、不溶性食物繊維がより豊富なため、たっぷりの水分と一緒に摂ることや、リンゴや海藻といった水溶性食物繊維を含んだ食材と一緒に食べることが重要です。
これはサツマイモに限ったことではないのですが、不溶性食物繊維が豊富な食材だけを摂取すると、便秘解消のつもりで食べているのに逆に腸を詰まらせてしまう原因になりかねません。

例えばさつまいもとリンゴの煮物や、さつまいもと大根や海藻のみそ汁が便秘に効果的かもしれません。ぜひ、試してみて下さい。
それでも便秘が改善しなければ、ぜひ一度、ご相談にいらっしゃってください。

秋の便秘を改善する「さつまいもの味噌汁」
秋の便秘を改善する「さつまいも」

水溶性食物繊維を多く含む食材

食品名 食物繊維※1
(可食部100gあたりの含有量)
水溶性(g)
 ライ麦粉 4.7
 切り干し大根 3.6
 干しプルーン 3.4
 干しいちじく 3.3
 いんげん豆(乾) 3.3
 オートミール 3.2
 干ししいたけ 3
 ごま(いり) 2.5
 ごぼう 2.3
 挽きわり納豆 2
 ライ麦パン 2
 きなこ 1.9
 大豆(国産、乾) 1.8
アボガド  1.7
 ハードビスケット 1.6
そば(干)  1.6
 中華めん(干) 1.6
 ミルクココア 1.3
 モロヘイヤ 1.3
干しがき 1.3
 ささげ(乾) 1.3
 あずき(乾) 1.2
 えんどう(乾) 1.2
 フランスパン 1.2
 小麦粉(薄力粉) 1.2
 ポテトチップス 1.1
 なめこ 1
 ロールパン 1
 さつまいも(蒸し) 1

不溶性食物繊維を多く含む食材

食品名 食物繊維※1
(可食部100gあたりの含有量)
不溶性(g)
 きくらげ(乾) 57.4
干ししいたけ 38
切り干し大根 17.1
ささげ(乾) 17.1
えんどう(乾) 16.2
あずき(乾) 16.2
いんげん豆(乾) 16
大豆(国産、乾) 15.3
きなこ 15
干しがき 12.7
ごま(いり) 10.1
ライ麦粉 8.2
干しいちじく 7.6
グリーンピース 7.1
あずき こしあん 6.5
くり(ゆで) 6.3
パセリ 6.2
オートミール 6.2
えだまめ 4.6
モロヘイヤ 4.6
ミルクココア 4.2
干しプルーン 3.8
ライ麦パン 3.6
アボガド 3.6
ごぼう 3.4
だいこん(葉) 3.2
ポテトチップス 3.1
しいたけ 3
さつまいも(蒸し) 2.8

参考: ※1 日本食品標準成分表2010(文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告)


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