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「おなか」のお話ー漆原史彦医師よりー下痢や便秘、腹痛でお悩みの方・・・「SIBO」かも?!

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「おなか」のお話―漆原史彦医師より―

●下痢や便秘、腹痛でお悩みの方・・・「SIBO」かも?!

●SIBOとは?

胃カメラや大腸カメラで異常がなくても下痢や便秘、腹痛を繰り返してしまう「過敏性腸症候群」の患者様には「腸内細菌を整える」ことが重要と言われています。
しかし近年、過敏性腸症候群といわれていた患者様の中で、小腸において腸内細菌の異常増殖をきたしている状態があることが分かってきました。これは【小腸内細菌異常増殖症】(small intestinal bacterial overgrowth :SIBO) と呼ばれています。

小腸内で腸内細菌、特に嫌気性菌が異常繁殖することで、小腸の運動障害やメタンガスの産生、慢性炎症を引き起こし、腹部膨満や不快感、下痢などを起こします。
また消化吸収不良を起こし、ビタミン欠乏症や貧血の原因になる場合もあります。

●診断の方法は?

まだまだ病気として認識されて間もないため、検査で確定診断をつけることは難しく、一般化されていませんが、内視鏡検査で小腸内の腸液を培養(菌を繁殖させる検査)することで診断の手掛かりになることがあるようです。

もし診断がつけば、抗生剤を使って不必要な腸内細菌を減らすことで症状を抑えられる可能性があります。
また確定診断に至らなくても、食事療法を試すこともできます。過敏性腸症候群同様に腸内で発酵する食品を控えることが重要で、低FODMAP食が良いと考えられています。

FODMAPとは

・Fermentable(発酵性)
・Oligosaccharides(オリゴ糖)
・Disaccharides (二糖類)
・Monosaccharides (単糖)
・And
・Polyols (ポリオール)

の頭文字で具体的にはFODMAP(オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール)を含む食材です。

●治療の方法は?

FODMAPを最小限まで控え、その後、1つずつ食材を足していき、おなかの調子をみていくという療法です。
また高脂肪、低糖、低繊維食もいいとされています。FODMAP食のため、パンやパスタなどの炭水化物が取れないため、腸内細菌に代謝されない脂肪は代替え栄養として有用のようです。

慢性便秘症や便秘型過敏性腸症候群ではオリゴ糖や高繊維食、乳酸菌をすすめることが多いため、もし今までの治療で腹部の違和感や膨満感がよくならない方は、SIBOの可能性があります。

特に乳糖不耐症の方の多くでSIBOが見られるため、低FODMAPの食事療法から試してみてもよいかもしれません。

低FODMAPの食材

□バナナ □ブルーベリー □メロン □レモン □グレープフルーツ □ぶどう □みかん □人参 □ピーマン □きゅうり □インゲン豆 □レタス □セロリ □じゃがいも □かぼちゃ □グルテン抜きパン □米 □オーツ麦 □ラクトース抜き牛乳・ヨーグルト □豆腐

低FODMAPの食材:牛乳
低FODMAPの食材:ピーマン
低FODMAPの食材:きゅうり
低FODMAPの食材:白米

高FODMAPの食材

■リンゴ ■スイカ ■ドライフルーツ ■アスパラガス ■ブロッコリー ■マッシュルーム ■小麦 ■パスタ ■クッキー ■アイスクリーム ■ヨーグルト ■チーズ(soft)■ソルビトール ■マンニトール ■ハチミツ ■コーンシロップ ■枝豆 ■大豆

高FODMAPの食材:小麦粉
高FODMAPの食材:枝豆
高FODMAPの食材:アイスクリーム
高FODMAPの食材:クッキー

第1・3土曜日 便秘と下痢の特別外来無痛式大腸内視鏡 担当
昭和大学横浜北部病院 消化器センター 漆原 史彦
※いずれも予約制


お問合せ・お申し込みは TEL:0284-70-7177までお電話ください。

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