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「おなか」のお話ー漆原史彦医師よりー便秘と腸内細菌

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「おなか」のお話―漆原史彦医師より―

●便秘と腸内細菌

便秘は今や有病率5%といわれる国民病で、女性に多いものの、加齢に伴い、男性にも増えてきます。
便秘は人生の質の低下を招くだけでなく、抑うつや心筋梗塞などの心疾患との併発も問題になってきています。
便秘には様々なタイプがあり、多種多様の下剤が発売されていますが、整腸剤はどの病態にも安全に使用可能です。
また慢性便秘症ガイドラインでも整腸剤を用いたプロバイオティクスは腹部症状を悪化させることなく、便回数を増やせるとして推奨されています。

また小腸の水分泌を亢進させる分泌性下剤(アミティーザやリンゼス)は腸管の粘液分泌も亢進させ、腸内細菌叢や粘液バリアにも好影響を与えるとされています。

単純に腸を動かすような刺激性下剤や便を柔らかくするような下剤を用いて排便回数を増やすのではなく、お腹が張るといった症状にもプロバイオティクスや食事・運動指導、下剤の組み合わせで対応していくことが重要だと考えています。


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