「おなか」のお話―漆原史彦医師より―

●便秘治療薬　グーフィス

先日、大阪で行われた【慢性便秘症エキスパートセミナー】に参加してきました。

循環器内科や糖尿病内科の医師目線の便秘治療を聞くことができとても有意義でした。

心筋梗塞などの心疾患や脳卒中のリスクが便秘によって上昇することや、心不全の再入院率が便秘で3-4倍になるとのことでした。

その中でグーフィスという体の中の胆汁酸を利用した便秘改善薬が悪玉コレステロールの値を下げたり、糖尿病の血糖値を改善させる可能性があるとのことでした。

たかが便秘、されど便秘。

今回知識も含め、皆さんに既往症や年齢に合わせた最適の便秘治療を提案させていただきます。

グーフィスの作用機序

胆汁酸の再吸収を抑制し、腸管内に胆汁の流出を増加。

1. 水分の分泌UP⇒便を柔らかくする！
2. 腸管蠕動亢進☞お腹がよく動く！

（便意がよく感じるようになるとも！！）